“激闘”というよりも まさしく“死闘”といった方が ふさわしかったかもしれない。
一昨日、格闘技の聖地 後楽園ホ‐ルにて「RISE 74」というキックボクシングの興業が開催された。当ブログでも 何回か紹介した 小生の知人、渡辺理想(ゆうと)選手と 清水賢吾選手が 出場するので、応援に駆けつけた次第である。
両選手とも 今まで良い戦績を残してきているので 今回も 対戦相手は 強豪である。
渡辺理想選手の相手は 元WMAF世界ウェルタ‐級王者 水町選手。
試合は 1R、渡辺選手の 強烈なキックで 有利に進めていたが、中盤から 相手にペースを握られ惜しくも 負けてしまった。渡辺選手の事だから、必ずいつかリベンジしてくれるはずだ。
一方 清水賢吾選手、対戦相手は 何度も K‐1のリングにあがって 国内外の選手と戦っている 高萩ツトム選手。
1Rには ヘビー級同士の 凄まじいパンチの応酬で ダウンを喫してしまい、かなりのダメージを残してしまった。もうこれまでかと思い 我々応援団も 目を瞑る思いでみまもり、会場は悲鳴にも似た 叫び声があがっていた。清水選手の真っ赤に腫れた顔に 容赦なく重いパンチが打ち込まれていく…。
しかし、清水選手の心は折れなかった。激しい死闘のなか ほんの少しの 隙を見逃さなかったのである。ものの見事な 右ハイキックが高萩選手の顔面を捉える。まさに甦った破壊兵器。その後 高萩選手は立つ事なく、清水選手が 逆転KO勝利を納める事が出来た。
今後の両選手のますますの活躍に期待したい。
最後の写真は ダウンした高萩選手に駆けよる相手のセコンド、壮絶なKOシ‐ンを物語る。
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