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牛は胃が4つあるって本当なの?
牛は、人間と違って、草を食べられる動物です。そのために胃が4つあります。人間は胃が1つで、食物繊維を消化できませんが、牛は1つ目の胃内の微生物の働きで食物繊維を分解し、生産された蛋白質を4つ目の胃で消化吸収しています。
どうしてよく、よだれがたれているの?
牛は1度食べた食物繊維を胃から吐き戻して、唾液と混ぜてよくかみ砕いた後、また飲み込んで消化します。
この行動を反芻(にどがみ)と言います。牛は餌を食べている時以外は、ほとんど反芻
(1日7〜11時間)をしているので、いつもよだれ(唾液)をたらしている様に見えます。よだれは健康な牛で、1日に約50〜60リットル出ているそうです。
この行動を反芻(にどがみ)と言います。牛は餌を食べている時以外は、ほとんど反芻
(1日7〜11時間)をしているので、いつもよだれ(唾液)をたらしている様に見えます。よだれは健康な牛で、1日に約50〜60リットル出ているそうです。
生まれてからどのぐらいの期間で牛肉になるの?
黒牛は、生まれてから約9ヶ月齢で子牛市場に出荷されます。そのあと、肥育農家で約20ヶ月飼育されます。したがって、肉になるのは生まれてから約30ヵ月後になります。
赤色を見ると怒るって本当?
牛は、人間と同様に全ての色を識別しているか不明ですが、少なくとも牧草の色は識別しているようです。
つまり、赤色がどのように見えてるのかも不明ですので、闘牛のように布などを目の前でひらひらとゆらされると、本来、好奇心が多く、神経質な牛は、怒ったり、興奮するのではないかと考えられます。
また、牛の視力は自然光のなかでは0.15程度で、近視ではなく、遠視と言われておりますが、牛になった人はおらず、牛と会話をすることもできませんので、実際どれくらいの視力があるのか不明です。
しかしながら、放牧場の牛は、全速力で駆けていながらも、牧柵(有刺鉄線)の直前で止まることが出来ることから、かなり細いものでも見えているのではないかと思われます。
つまり、赤色がどのように見えてるのかも不明ですので、闘牛のように布などを目の前でひらひらとゆらされると、本来、好奇心が多く、神経質な牛は、怒ったり、興奮するのではないかと考えられます。
また、牛の視力は自然光のなかでは0.15程度で、近視ではなく、遠視と言われておりますが、牛になった人はおらず、牛と会話をすることもできませんので、実際どれくらいの視力があるのか不明です。
しかしながら、放牧場の牛は、全速力で駆けていながらも、牧柵(有刺鉄線)の直前で止まることが出来ることから、かなり細いものでも見えているのではないかと思われます。
どうして鼻輪をつけるの?
鼻につける鼻輪のことを鼻環といいます。牛に鼻環をつけることによって、引き運動、爪切り、病気の治療を行う時などの保定や飼養管理面で、牛を扱い易くなることから、鼻環が付けられます。
鼻環にロープをつけて歩かせること、止めること、姿勢よく立たせるなど、牛とスキンシップをとるためにも役立ちます。
鼻環にロープをつけて歩かせること、止めること、姿勢よく立たせるなど、牛とスキンシップをとるためにも役立ちます。
耳にピアスしているのは、何故?
一般的には個体を確認するために着けられています。個体とは、人に例えると戸籍とか持っていますよね。牛にも戸籍とまではいかなくても品種とか両親・生年月日とか、それぞれ情報を持っています。それを判断するために、ピアス(耳標)を着けているわけです。
また、1頭の牛を生涯唯一の番号で識別・管理する「家畜個体情報管理システム」が、平成14年度から全国的にスタートし、日本中の牛が、形は同じでもそれぞれ違う番号の耳標を着けることになります。
また、1頭の牛を生涯唯一の番号で識別・管理する「家畜個体情報管理システム」が、平成14年度から全国的にスタートし、日本中の牛が、形は同じでもそれぞれ違う番号の耳標を着けることになります。